ＥＵとユーロの未来を考えるブログを開設する理由

米国での大学卒業を機にフランスにやってきて、かれこれ20年。これまでパリをベースに英国、ベルギー、デンマーク、ドイツ、ポーランド、ハンガリーなど欧州各国を旅してきました。歴史豊かで、安心して暮らせる欧州。自由と人権と平和の国フランス。「このままここでゆっくり穏やかに暮らしましょう」なんて考えていたら、2015年のパリ同時テロ事件を機に一転、テロリストが暗躍する「NO GO ZONE」に変わってしまいました（涙）。

シリア、リビア、スーダン、マリ・・・アフリカから地中海を渡ってゾクゾクと難民が押し寄せてきます。パリにも難民キャンプが自然発生しており、治安もどんどん悪くなっています。イスラム教徒が多いパリ郊外の移民居住区はゲットー化しているところもあり、フランスの警察も入れないくらい荒れているそうです（ピノピノも足を踏み入れたことはありません。怖いんだもん）。

フランスは2017年の大統領選挙で中道派エマニュエル・マクロンが極右マリーヌ・ルペンを破って大統領に就任。フランスにおける極右・ポピュリズムの台頭に歯止めをかけてくれたものの、オーストリア、ハンガリー、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、イタリアなど欧州のあちらこちらの国で移民排斥、外国人排斥を訴える極右政党が政権入りするなど勢力が強まっています。

日本人といえどアフリカ人同等「外国人」のカテゴリーに入るピノピノ。もともと臆病者なこともあって、極右支持者に攻撃されるんじゃないか、逆にテロリストの自爆テロの犠牲になるんじゃないか、とビクビクしながら暮らしています。

経済的な不安も山積み。英国のＥＵ離脱、ＥＵ解体、ユーロ崩壊。ユーロが崩壊したらピノピノが爪に火をともすような思いをして蓄えた資産価値が暴落、老後資金ゼロなんて厳しい現実が待っているかもしれない・・・これってピノピノが心配性なだけ？？？

なにかの時には早めに手を打たねば・・・というわけで、ピノピノはＥＵ、ユーロの未来を占ううえで気になるニュースの収集に励みます。ピノピノの不安に共鳴される皆さまとも情報を共有したく存じます。

長々どうもすみません。はい。そういうブログです。